江東区深川江戸資料館 新春特別展「みなもと太郎の『風雲児たち』~漫画でみる幕末~」開催記念講演会に行ってきました!

fuunji吉川史観・司馬史観に変わるあらたな歴史観といっても過言ではない、江戸~幕末期の超大河漫画『風雲児たち』の著者であるみなもと太郎先生の展覧会と講演会に行ってきました。

制作の裏話や幕末をどのように感じているのか?や制作秘話などいろいろ貴重なお話をお伺いすることができました。

残念ながら撮影禁止ということだったので、会場の様子などは画像でお送りすることができませんが、非常に有意義な時間でした。それにしてもレポート遅すぎだな。すいません。

もう自分の偉人達のイメージはこうなっちゃってます。特に松蔭。
もう自分の偉人達のイメージはこうなっちゃってます。特に松蔭。

深川江戸資料館は江戸時代の下町の生活(主に長屋)を常設展で体験することが出来る貴重な資料館で、眺めるだけでなく長屋の中に入ったり道具を触ったり出来る体験型の資料館なのでお子様と江戸の黒豹ごっこや江戸を斬るごっこをするのに便利です。

みなもと太郎の「風雲児たち」〜漫画で見る幕末〜

駒沢大学文学部教授 小泉先生の「幕末維新期とはどのような時代か?~通説を見直す~」

講演トップバッターは駒沢大学教授の小泉先生。
先生は明治維新史学会の理事も務めておられるすご腕だけあって、まとめるのが上手! ただ1時間で話をまとめるのはさすがに無理がありまして、ほぼ伏線的な話になってました。参考文献など非常に貴重な情報もありました。

資料も上手にまとめられていて、講義と相まって分かりやすかった。
資料も上手にまとめられていて、講義と相まって分かりやすかった。

最初に、幕末維新期というのはそもそもペリー来航からではなく、天保期における国内および海外の動乱からはじまっているとのこと。国内では近世国家としての体制的な矛盾、国外では近代化後の欧州勢の世界進出が幕末維新のはじまり。

たとえば、国内では大塩平八郎の乱であり、海外ではアヘン戦争など。また海外と日本の接点として日本近海への外国船の出没やモリソン号事件をあげておられました。

たしかに強面のくせに紳士気取りの産業革命後の欧州列強に対して打ち払いなどをやりまくる日本。かなりのイケイケです。

でもそんなん常識的に考えて「もう日本アカンとちゃうか?」と幕閣(がやらせてんだけど)のみならず、市井の知識人が思いはじめるのは当然のことで、そういったことが全国的に広がるのがちょうどこの頃だそうです。

そしてペリー来航からいわゆる一般的な幕末期に突入になるわけですが、分かってても忘れてしまう真実として、関が原の戦いで敗れた薩摩藩と長州藩が徳川幕府を倒す機会を伺っていたって、ま、まさか皆さん本気そう思ってます?論。

先生は大東亜戦争後70年経った現在アメリカ許せない!と皆さん考えてますか?と尋ねていました。そもそも日本人の美徳として忘れっぽいってのもありますので、確かに封建の世とは言え250年も牙を研いでいることはなかなかできないと思います。など興味深い話が続きました。

その後も興味深いお話が続きましたが、10分弱押してしまったにもかかわらず、全然足りねぇ。時間ェ… な状態でした。今度講演があったら、またぜひ聞きに行きたい(1回目)です。

興味深かった”コレ豆な的”な話

まとめますと、

  • 条約調印反対してた人は時期将軍継嗣問題とからみあって、反対の為の反対というのが実態。つまり実は攘夷関係ない
  • そもそも不平等条約だ!といわれても対等な条約は対等な国相互で結ぶもので明治維新以前はそもそも日本側(幕府・朝廷ともに)不平等という認識はない。
  • 開港・開国問題による物価の高騰からくる社会的不安、それにともなう空前の攘夷ブームに明治時代の島耕作こと渋沢栄一(YoungAge)も乗っていた
  • 島津久光の率兵上京は藩主でもない(なったこともない)人が兵を率いて上洛するという江戸時代通じてありえない大事件
  • 長州は攘夷を過激に主張するが、それは京都での人気が高かったからヤメられなかっただけ。芸者パワーすげぇ。
  • 龍馬の「今一度せんたくいたし申候」は幕府の役人をブッコロ!っていう当時の若者らしい威勢の良い手紙。
  • 八月十八日の政変はただ単に長州が京都から追い落とされた事件というわけではなく、玉を握ったほうが決定権を持つということが明確になった重大な事件。それまでは大御心は神聖で絶体不可侵と考えられていた。
  • 孝明天皇は慶喜をものすごく信頼していた。お母さんが有栖川宮出身つまり皇族の血が入ってるから。もちろんお父ちゃんが水戸斉昭ということは有名 ← 父ちゃんまったくどーでもよいそうです。

かなり端折って書いてあるので、そのまま、コレ豆な。どや!すると恥かくかも知れないので自分でもちょっと調べてその上でご利用してください。

深川江戸資料館近くの幕末維新期の偉人についての興味深いお話やもっと深掘りした説明があり、あきらかに1時間で収めるには無理な内容がよくまとめられてました。次もあったら絶対行きたい(2回目)

いよいよ、みなもと先生の講演

インタビュー形式で、聞き手は「風雲児たちガイドブック 解体新書」著者のおかべたかしさん。

元々は冗談新選組という70ページ前後にまとめた新選組の話からどうせだったらしっかりした幕末モノを作ろうと関ヶ原からスタートしてしまったのが間違いのはじまりで、結果超々大河コミックとなった経緯があったそうです。

そもそも『風雲児たち』は数ある仕事の中のひとつだったらしく、はじめた当初30代なかばはひと月100ページくらいは余裕でできていたんだけど、50歳過ぎた頃から体力的に続かないので『風雲児たち』にしぼったそうです。

連載を始めた当初は資料集めに苦労したらしく、例えば林子平の三国通覧図説を見るために国会図書館まで行き桐箱の中から取り出だされた2畳から4畳半くらいある図版(レプリカ)を、持参したノートと鉛筆で写したりしていたそうです。

今ではインターネットで一発で出てくるのが腹立たしい!とおっしゃっており、読者もどんどん知識がついてきてるので、ますますストーリーが長くなってしまうと苦笑いされていました。

新たな史料が発見され、後のストーリーにからむものなら間違いなく載せるだろうな、大変だな、とは思いつつも、むしろどのようなストーリーが展開されるのかが楽しみなので、長くなるの歓迎です!とわれわれ読者は無責任な期待をしてしまいます。
それでもお蔵入りしている話もあるらしく、そういった話をコミケ用コミックとして作っているそうです。どんだけマンガ描くの好きやねん。

しかし、その伏線を大事にする作風のおかげでフィーチャーされた偉人たちや再評価された人物なんかもかなり多く、江川太郎左衛門(主に目)は”風雲児たち”の影響で認知度が上がり、むしろ21世紀になって人気の上がった幕末期の偉人なわけで、BS時代劇でシリーズ物作れ!NHK!と願ってやまないわけです。

また、阿部正弘は水野忠邦と井伊直弼と非常に濃ゆいメンバーに挟まれて、元来歴史上の”偉人的”評価が低く、風見鶏的とか決断力がないといった印象がありましたが、実に日本的な物事の進め方というか、反対勢力に反対と言わせないで自分の政治指針を進めていく姿勢は、経営者や管理職のマネジメントに大いに役立つのではないでしょうか?といった再評価を得られているのも、“風雲児たち”の功績と言っても過言ではないわけであります。

さらに、幕末維新期の偉人達は時代が近いこともあり、子孫たちも多く現当主の方々も愛読されているそうです。風雲児たち21巻の帯を井伊家の現当主に書いてもらおうと思ったという話をされてましたが、先生それ残酷です。普通断ります。そして21巻実に劇的です。歴史好きで『風雲児たち』を読んでない方は21巻から読み進めることをおススメします。

風雲児たち〜幕末編〜が本来のメインストーリーですが、普通の”風雲児たち”の方は列伝形式というか時代や人物にフィーチャーしており、また the 江戸時代なので歴史ファンでない方も時代劇が好きな人やヒューマンドラマが好きな人、冒険譚が好きな人にも入りやすいと思います。

サイン会でのみなもと先生の嘆き

トークショー終了後にコミケで販売しているコミックスなどの販売とサイン会も行っており、もちろんサインゲットしたんですが、中が白じゃなくてサインが全然見えない悲劇となりました。

戦国モノを購入したのは良いのですが・・・・
戦国モノを購入したのは良いのですが・・・・

先生にも同情される始末。

先生も中は白じゃないとサインが目立たないんだよね。これは申し訳ないね!と書いてる最中におっしゃってました。お気遣いありがとうございます。
先生も中は白じゃないとサインが目立たないんだよね。これは申し訳ないね!と書いてる最中におっしゃってました。お気遣いありがとうございます。

なお、『風雲児たち』のラストは函館五稜郭と連載開示時から決まっており、それは揺るがないそうですが、ラストに届くまで20年もしくはそれ以上かかるかは先生自身も想像できないとのことでした。

ご健康に気をつけて、ぜひ五稜郭まで(できるだけ早くたどり着くことを)期待しております。

 

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月岡芳年の武者絵『武者無類』と『大日本名将鑑』を読みました。結論:買うべき。

月岡芳年画集!『武者無類』と『大日本名将鑑』

さてさて、今回はアスキーメディアワークス・歴史魂編集部発行の『武者無類』と『大日本名将鑑』のレビューといきます。
両書とも10月3日発行なので、すぐに書店やAmazonで購入できますね。

結論から言うとですね、はよ買え。

そもそも、月岡芳年といわれても月亭八方と区別がつかない人もおられると思うので、書籍レビューの前に月岡芳年の紹介を。

月岡芳年ってどんな人?

天保期に誕生し、明治中盤まで生きた浮世絵師。
浮世絵というとイメージされるのが、写楽の顔がデカい絵だけど、この人は衝撃的な無惨絵等で有名。
「血まみれ芳年」の二つ名が付いているほどだ!
とはいえ、浮世絵の衰退期でもあったので、ショッキングな絵を描く事で浮世絵の存在を示したとも言えるだろう。
要約するに明治期の人気イラストレーター。アバンギャルドな浮世絵師。
ちなみに 芳年は「よしとし」です。師匠の歌川国芳から一字頂いて芳年です。
無惨絵ということで耳なし芳一にあやかってつけた名前ではありません。

見開きでシーン解説と登場人物解説

見開きでシーン解説と登場人物解説
見開きが読みやすい
『武者無類』には芳年が残した武者無類を中心とした武者絵を集めた本書は古代から江戸期までの歴史的人物が53点描かれている。
一方、『大日本名将鑑』には神話時代から江戸幕府初期までの名将51点が収められている。
人物の明治期の解説の現代語訳とその描かれたシーンの説明、そして実際の絵を見開きに収めたページ構成は、絵の風景を前後を読者に想像させやすい構図となっています。
右側に武将絵が描かれているので、解説から読みたくなるが、一度じっくり絵を見てから解説を見るのをおススメします。よりシーンのイメージが膨らむと思いますよ。
現代とは違った解釈や歴史認識なので、現代人には違和感のある内容の解説もあるけど、明治期の人々が誰をどんな形でイメージして、どのような解釈で評価していたのかがリアルにわかります。

構図の大胆さに震える(登場人物よりも脇役の方が大きかったりする)

『武者無類』・『大日本名将鑑』両書に言える事だが、登場人物の歴史的(想像上の)ワンシーンを捉えている為、タイトルの登場人物がメインじゃなかったり、後ろ向いていたり、ウォーリーを探せ状態だったりと飽きさせない構図になっている。人物イラストなら人物中心で描く事が多い現代では想像できないことだが、「マジ、このシチュエーションあったに違いない」と思わせる臨場感は、まさに最後の浮世絵師の面目躍如にふさわしい内容。

小早川隆景
登場人物よりも脇役の方が大きかったりする
また現代っ子な歴史雑談録は名将と言えば、もちろん室町〜戦国期の武将達を想像してしまいがちで、手に取る前に想像していた武将達、例えば政宗や幸村なんかが武者絵で見られると思っていたのだが、明治期の人々はもっと王道でした・・・・いや、意外でした。
自分の期待する武将が入ってないぞ!と思う方もいらっしゃるとは思いますが、マジ?こいつ武者じゃねーよといった意外な人物から、あぁ目から鱗でしたと再評価できる人物。誰それ?な人物と明治の人が考える英雄に酔いしれるのも一興というもんです。

個人的に登場に驚いた人物は、

  • 武者無類の羽柴秀次
  • 大日本名将鑑の足利義政

などの人物。
たしかに人物だけで見ると意外だなと思えるが、そのシーン描写がすばらしすぎる。
歴史的評価はともかく、本人はその時はそういう雰囲気(気持ち)だっただろうなぁ。ってのがすっげー分かります。

そして衝撃的な描写なのが・・・と書こうと思ったのだが、一杯ありすぎて困る(笑)
それでもあえて一つ上げるなら

  • 源義朝

源氏鬼門の風呂場での襲撃シーンを収録しているんですが、“マッチョ”義朝さん、襲撃をモノともせず撃退しちゃってます。
芳年さん、歴史が変わってまうで、しかし・・・・

贅沢な2巻同時発売がもったいない

惜しむらくは、2巻同時に発売の為、自分を含む読者の情熱が分散してしまうという。
どっちも見たいが故に、1冊をじっくり楽しんでいるかどうか、自分自身に疑問を持ったということです。
両書とも歴史的人物の1シーンをピックアップしているものなので、じっくりとその背景をイメージし、時間をかけて堪能したいところでした。
まぁ、永久保存版確定なんで、これは贅沢な主観ですね。

とまぁ、やっぱ日本人は浮世絵っすよ。

最近ではゆるキャラや萌え画な武将イラストも多数ありますが、やっぱり原点は浮世絵。
迫力ある構図や人物描写は浮世絵あっての現代のイラストなんだなぁと、現代につながる武将絵の歴史(ってあるのか?)を感じる納得の良書でした。

最後に歴史魂さん、ご献本ありがとうございましたー。

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『歴史魂 Vol.8』にオリンピックネタ「歴史魂的最強ニッポン選手団」を寄稿しました。

歴史魂Vol.8
「歴史魂」Vol.08の表紙は壮年信長と若き信長。この特集で信長様のストーカーになれるぞ!
前回に引き続き、またまたアスキー・メディアワークスさんの「歴史魂」に1コーナーをいただき執筆させていただきました!
今号は8号ということで、本日(8月6日)発売でございます。
表紙の魔王信長と若き信長のかっちょいいイラストが目印でございます。(なおこのイラスト、岩元辰郎さんによるもの。あの逆転裁判のキャラデザインで有名なイラストレーター様です!)

今号の内容は、以下の様な感じ。

  • 巻頭特集 織田信長クロニクル
    戦国覇王・織田信長の誕生から死まで、嵐のような50年を、1年=1ぺージで見ていくという、今までにないスペシャル企画。うつけの若者が尾張国内を統一し、「天下布武」を掲げ上洛。敵対する勢力との激しい戦いを制し、ついに天下統一というところで本能寺に散る…。その鮮烈な軌跡を徹底的に追跡する。
  • 絵で見る超人伝説 平安京の守護者 安倍晴明
  • 英雄集結!目指せロンドンの星 歴史魂的最強ニッポン選手団
  • サルでも暴れる 豪傑入門!
  • 戦国名将の血脈 そして子孫はどうなった?
  • コミック 猛将妄想録

皆さんご存知すぎる魔王信長さまの特集ですが、内容が濃すぎるので、みなさん復習のつもりで読んだ方がいいです。きっと。

「歴史魂的最強ニッポン選手団」ってなんすか?

で、私、歴史雑談録が書かせていただいたのがこの「歴史魂的最強ニッポン選手団」というコーナー。
日本の歴史上に燦然と輝く豪傑たちが、「アナザーエイジ」としてオリンピックに出場したらどうなるのっと、な記事でございます。

「英雄集結!目指せロンドンの星 歴史魂的最強ニッポン選手団」

まぁ、いつもながらふざけた内容ながらも、かなりまじめに調べものして書いたので、実際のオリンピック見ながら妄想に耽る手助けくらいにはなるんじゃないでしょうか。

しかし、人選には難儀しましたよ。ほんと。
織田信長、那須与一、沖田総司、源義経、巴御前、今川氏真、細川幽斎、最上義光、松尾芭蕉、源為朝が、それぞれ得意競技に出場したら、を事細かに書いてみました。

イラストも、トリバタケハルノブさん(@tori_haru)による美麗なものですので必見です。

ぜひ、読んでみてくださいませー。

歴史魂 公式サイトはこちら

ということで、詳細はこちらでどうぞ~。

歴史魂

今すぐ買ってもいいんだよ

歴史魂 Vol.8 2012年 09月号 [雑誌]
アスキー・メディアワークス (2012-08-06)

超娯楽ヒストリーマガジン『歴史魂』に、ちょっくら出張(寄稿)してきますわ。

歴史魂

歴史魂Vol.07 表紙
「歴史魂」Vol.07の表紙は真田幸村。真田特集が熱い!

これまでこの歴史雑談録をちまちまと運営してきておるわけですが、何を間違ったかこの度、雑誌に寄稿させていただくことになりました。

そう、出張です。
出張手当は出ませんが、新幹線でビールも飲んでいませんが、出張です。

ということで、アスキー・メディアワークスの歴史魂」という雑誌にて、1コーナーを執筆させていただきました!
なってこったい。

歴史魂編集部の方がなんとこの歴史雑談録を読んでいただいていたようで、光栄なことに寄稿のお声がけをいただいたのがきっかけです。
こんなふざけたサイトなのに、ありがたや。
編集会議なども呼んでいただいたりと、何かとご好意にあずかってしまいました。

で、その「歴史魂 Vol.07」は、6月6日(水)発売です。

こちらのガッツリ目立つイメージが今号の表紙になっておりますので、書店でお見かけになった際には、ぜひ手にとってレジまで素直に進軍してください。
代金を支払ったら、中国大返しばりにご自宅まで迅速に撤退し、読み耽ればいいんです。

なお、歴史雑談録が執筆させていただいたコーナーは、「戦国家庭教師(カテキョ)列伝」というテーマでして、織田信長 ✕ 平手政秀 など、生徒と教師役のエピソードをピックアップいたしました。
他に、伊達政宗 ✕ 虎哉宗乙、足利義輝 ✕ 塚原卜伝、細川政元司 ✕ 司箭院興仙などなど。

例のごとく、ふざけた記事なんで、歴史雑談録っぽさはそのままだと思います。
いつもすんません。

肝心の内容を教えろください。

で、今号の特集としては、

歴史エンターテインメントマガジン『歴史魂』。
6月発売の最新号は、戦国時代を熱く生き抜いた真田幸村とその一族の大特集号。付録も超豪華です!

伊達政宗と人気を二分する戦国時代の名将、真田幸村。その幸村以外にも、真田一族は個性豊かな名将揃い。祖父・幸隆、父・昌幸、兄・信之。そして、叔父や息子にいたるまで、真田一族を徹底紹介する巻頭特集を、50Pの大ボリュームでお届けです。
人気声優が歴史的名場面を語る付録CDでは、中井和哉が2度目の登場! 今回は軍神・上杉謙信を演じます。そのクールな演技にはしびれますよ!
そのほか、連載のコミック、コラム、占いも充実。小説やコミック、ゲームなど、歴史系のコンテンツ情報も満載。見て、読んで、聴いて、歴史を遊びつくせ!

な感じ。真田好きな方は、読まないと九度山蟄居になるんじゃないでしょうかね。

他にも、以下のようなコンテンツが満載です。

  • 絵で見る超人伝説 日本最強武将 源為朝
  • 歴馬大研究 人類と馬の深イイ歴史
  • 戦闘女子列伝 乱世の元気娘たち
  • コミック 猛将妄想録

歴史の総合マガジン的内容なので、老獪なる古参の歴史マニアも、ゲームなどで歴史好きになった方も、これからもっと詳しくなりたい方も、面白くご覧いただける雑誌なんじゃないでしょうか。

歴史魂 公式サイトはこちら

ということで、詳細はこちらでどうぞ~。

歴史魂

こっから、買うたらええんや

歴史魂 Vol.7 2012年 07月号 [雑誌]
アスキー・メディアワークス (2012-06-06)

「戦国武将のオモロ系な兜・甲冑 まとめ」してみたらスゴイことになった。

みなさん、甲冑は好きですか?

先日、流行りの「NAVERまとめ」を前からちょっと使ってみようかなぁ、とか思っていたんで、使ってみたんですよ。
みなさん、面白いネタをまとめてらっしゃるじゃないですか、アレ。

もちろん歴史ネタしかできないダメ人間なんで、マニアックに走ろうとしたんですけどね、自分が別段、歴史に学識が超ある訳でもないので、なんかツッコミがいっぱい入ると普通にへこむし、怖いし、ってことでやっぱりネタに走りました。ええやんけ。

で、「戦国武将のオモロ系な兜・甲冑 まとめ」っていうのをまとめてみたんですよ。
ちょいちょい、と。
小一時間で。

巷には、甲冑や兜の図鑑的な書籍はいっぱいありますけどね、「ボケで作ったんだろ?本当のこと言えよオイ」的なものも非常に多いのが気になってたんで、すげー変なのだけ集めたろうと。
政宗とか忠勝とかのかっちょいいのなんか、みんな見慣れてるじゃないすか。

で、作ったのが、下のキャプチャのようなまとめ記事。

戦国武将のオモロ系な兜・甲冑 まとめ
戦国武将のオモロ系な兜・甲冑 まとめ - NAVER まとめ

なんか、皆さんに気に入ってもらえたようで、意外とPVがありまして。
3日で10万PVとか超えておりました。
ご覧いただいた皆様、恐悦至極に存じまする。

とまぁ、それだけの話なんですが、
ぶっちゃけ、この歴史雑談録のサイトの月間PVよりも全然いい数字なんで、なんだかなぁと思っただけです。
結構がんばって書いてるんだけどなぁ。チ。

結論

マニアックな歴史ネタは本当に受けません。
歴女に媚びましょう。

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書籍「ビジュアル日本の名将100傑」読みました。

ビジュアル日本の名将100傑

ビジュアル日本の名将100傑

ささ、今回の書籍レビューは、「ビジュアル日本の名将100傑」
アスキー・メディアワークスの歴史魂編集部発行の、日本史上綺羅星のごとく輝く名将たちをカッチョよく紹介する書籍です。
歴史魂さんが、光栄なことに当サイトを読んでいただいていたようでご献本いただきました!
ありがたや!

濃い内容。かなりマニアック。

で、結論から申し上げますとですね、「濃い」。いやぁ、濃ゆい。
資料としても一級かと思います。
表紙などのイラストが今風な感じもあって、古風な歴史ファンは敬遠しそうな印象を受けますけどね、これ、一度中見たほうがいいですよ。

Amazonで「なか見!検索」できますので、こちらでちゃっかり見ておいてください。

ビジュアル日本の名将100傑 [単行本] – Amazon

時代解説
それぞれの時代解説がしっかり入ってる。歴史好きなら特定の時代の食わず嫌いはあきまへん。

日本通史での名将の紹介がされているわけですが、単なる人物紹介に終わらず、しっかりとその時代時代の「時代説明」がされていますので、自分が詳しくない時代の人物もイメージしやすく興味をもつキッカケになりやすそう。
「名将の系譜」と称して、各人物の戦略・戦術面での類似点が掲載されているとこもいい。
いいね、そうそう。あー、そうきたか。かなり、いい。
文章もかなり硬派な書き方で、正直初心者向けではないくらい。かなりマニアック。
それぞれの戦での戦術解説などもされており、それぞれが名将たる所以もしっかり理解できます。

それぞれの武将に対する印象を楽しむ。

そもそも、イラストの質がいい。
書籍自体がオールカラーなのでどのイラストも映えてます。ページの下部には実際に描かれたイラストレータさんのコメントが掲載されており、どういう印象を持って描かれたのかしっかり伝わる。このコメントを読んで共感するなり俺ならこうだと考えるのも本書を楽しむ一端でしょうかね。

大海人皇子
最初に出てくるのが、大海人皇子(天武天皇)。いきなり割りとマニアック。

楽しみ方といえば、そもそも100人に絞られてますからね。
そこも、「ああ、この武将入ってる!わかってるなぁ」とか「俺の好きな武将が入ってねぇ。こう書くけどなぁ」と思案するのが愉悦でしょう。

個人的に、紹介されてて「わかってんな〜」と思った将が以下。

  • 藤原隆家
  • 土岐頼遠
  • 村上義清
  • 織田信忠

特にイラストがいいなぁ、と思ったのが、

  • 太田道灌
  • 明智光秀
  • 児玉源太郎

100傑リスト
100傑に選ばれた英傑たち。選考の漏れた方々、残念でした!

他にもいっぱいいますけどね、よく100人に絞ったなぁというのが率直な印象。
編集の方はさぞ大変だったでしょうね。絶対、断腸の思いで割愛したケースもありそうです。

選考に漏れた将の方は、ぜひ次回がんばってください。まだまだチャンスはありますからね。
ご健闘、期待申し上げます。

ぐぬぬな点

ただ、献本いただいたからと言って褒めてばかりもいられないぜ。
そこは、”悪党”な歴史雑談録。So Punk。
大人の事情に逆らうぜ。

個人的に、ぐぬぬに思ったのが、イラストが華麗すぎて読者のイメージが固定化されてしまいそうだ、という点。
できれば、その人物の実際の当時の肖像画など、小さくてもいいので一緒に掲載して欲しかった。ギャップがあっても楽しめるし。
(まぁ、当時の肖像画もその人物の死後に描かれたものが大半なんで、似てないケースも多いでしょうけど)
それくらいですかね。

日本通史に興味を持ってほしい

がっつり良著なんで、歴史ファンの方にはぜひお手元に置いておいてほしい。そんな書籍です。
特に、戦国時代や幕末などのある程度特定の時代が好きな方は、この本で日本通史にぜひ興味を持っていただきたい。そんな書籍です。
歴史魂さんの狙いもそこにあったんじゃないかな、と。
読めば、馴染みに薄かった時代でも、新たに贔屓の武将が見つかるんじゃないですかねー。

歴史魂さんって?

この書籍の著者である、歴史魂さんの情報は以下のサイトからどうぞ。
隔月くらいで発行されている雑誌も内容がかなり濃いので、おすすめです!

歴史魂 公式HP http://rekidama.jp/

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歴史魂 Vol.6 2012年 04月号 [雑誌]
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「最後の忠臣蔵」を観てきました!

最後の忠臣蔵

赤穂浪士の吉良邸討ち入りで、大石内蔵助率いる46名が切腹により主君に殉じた中、密かに生き残った瀬尾孫左衛門(役所広司)と寺坂吉右衛門(佐藤浩一)という2人の武士。
討ち入りの事実を後世に伝えるため生かされた寺坂は、事件から16年後、討ち入り前夜に逃亡した瀬尾に再会。
そんな2人の武士を描きながら、瀬尾の逃亡の真相に迫っていく作品。

あらすじを知らない上に「忠臣蔵」についてもほぼ無知だったため、多少予習をして臨んだのですが、あの有名な討ち入りのシーンは開始10分程度で終了…。
テスト前日にヤマをはってみたものの、全く的外れだった時のような動揺を若干感じつつも、そんな筆者でも十分楽しめる作品でした。 “「最後の忠臣蔵」を観てきました!” の続きを読む

やっと「のぼうの城」読みましたよ。

のぼうの城
「のぼうの城」文庫版 上下巻

話題にはなっていたものの、なかなか手を付けなかった「のぼうの城」。やっと読みました。
20万部以上を発行し、2011年に映画化も決定しているらしいですね。

映画化は納得かな、と。理由はあとで描きますね。

時代は戦国、豊臣秀吉の天下統一事業の総マトメにあたる、小田原征伐の時のお話です。
秀吉は、石田三成に対し、成田氏の籠る忍城攻めを命じます。
軍功を上げる機会として気負う三成。
成田長親を中心として、男気・侠気を見せる忍城勢。

最初に、総括の感想を述べておくとすれば、まぁまぁ、面白かったです。
短い時間でさらっと読めましたし、途中で飽きてきたり、読みづまる箇所もなく、テンポがよく爽快な印象です。
歴史に興味の薄い方が逆に楽しめるのではないでしょうかね。 “やっと「のぼうの城」読みましたよ。” の続きを読む

新聞形式でパッと見でうなずける「戦国カラー新聞」

戦国カラー新聞 (双葉社スーパームック)
戦国カラー新聞 (双葉社スーパームック)
室町時代後半から大阪夏の陣までの日本史上の出来事を中心に現代のカラー新聞風にスクープする「戦国カラー新聞」

第1章から第4章に分かれており、

  • 第1章1492-1554
  • 第2章1555-1569
  • 第3章1570-1591
  • 第4章1592-1615

と戦国前半中盤後半と豊臣の天下〜幕府確立の4つに分かれている。 “新聞形式でパッと見でうなずける「戦国カラー新聞」” の続きを読む

戦国鍋TVの次の戦国アイドルを勝手に考えてみる

戦国鍋TV
戦国鍋TV 公式サイト
先般、おすすめしたテレビ番組「戦国鍋TV」。

ミュージックトゥナイトというコーナーにて、昭和のアイドルを模して、「賤ヶ岳七本槍」「天正遣欧少年使節」がアイドル化されている。

七本槍はかなり有名だし、妥当なチョイスだと思うが、遣欧少年使節のチョイスにはちょっとやられた。頭の片隅にしかいなかった4人が持ち出されて、見た瞬間に感心してしまった。
そういや洗礼名とか、アイドルっぽいなぁ、と。

で、次のアイドル化が誰だろうか?、と。
勝手に想像して楽しんでみることにしてみるか?

真っ先に思い浮かんだのが、「龍造寺四天王」。 “戦国鍋TVの次の戦国アイドルを勝手に考えてみる” の続きを読む