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2011年の大河ドラマ「お江〜姫たちの戦国〜」を大予習だ!

NHK大河ドラマ大奥シリーズ第三弾となる「お江〜姫たちの戦国〜」。江戸初期のおひいさまと言えば誰はばかる事無くこの人なんだけど、ちょっと影が薄いですよね….

ぼじぃ市松来年の大河ドラマ、お江だってね。ちょっと地味だよなー。

めがね治部少輔なんで? すげえじゃん。戦国〜江戸初期において姉妹でツンデレ対決を演出した姫じゃん。

ぼじぃ市松いやいや、どうせ秀忠と愛を育み、儚くも強く生きた女性群像!なんて設定になると思うんだ。

めがね治部少輔お江といえば、vs淀 vs春日局と歴史的女性陣と渡り合った女傑っていう感じで話を作っていくんじゃない?
つーか、是非そうして欲しいんですが。

ぼじぃ市松いや、多分違う。まず秀忠が朴念仁ではなく、父とは違って平和を愛した優しい男になってるはず。だって、秀忠役「向井理」だぜ! 

めがね治部少輔えぇ?水木先生? げげげの旦那じゃん!!!

ぼじぃ市松ということでキャストとプロフィールを紹介!!


お江 (主人公) – 上野樹里

戦国ツンデレ四天王のひとり。北条政子とどちらが嫉妬深いかは実に興味深いところ。お江与の方・崇源院とも。
母”お市の方”、姉”淀殿”、娘”千姫”に比べて影が薄いが、将軍様の妻は彼女です。
三度の結婚を経て、夫ブリーダーとしての地位を確立。最初の夫「佐治一成(信長の甥)」、次の夫「豊臣秀勝(太閤秀吉の甥)」、最後の夫「徳川秀忠(征夷大将軍)」と結婚を繰り返すだびにランクアップする出世妻でも有名。夫が出世する訳ではありません、自分が出世するんです
将軍家正室で跡取りを産んだのはこの人だけ! 嫉妬深い人だったといっても子だくさんだし愛されてもいたんだね。よかったよかった。


徳川秀忠 (お江の旦那 3号) – 向井理

戦国草食男子。歴史上最強の遅刻魔
社会人として遅刻はいけないことだ、ということを、日本で初めて実践した哲学者。
その為、家康生存時は「思わずツッコんでしまう武将たちの肖像画 10選 」の10位の小早川秀秋と同じぐらいの評価。この人が関ヶ原に間に合っていたら、小早川秀秋の裏切りなんぞ必要なかったのでは???
関ヶ原の遅刻を、父家康が激怒して、腹を切らせようともする中、秀忠を助けたのは、かの仙石秀久。なんて奴に助けてもらってんだよ、秀忠。おまえは。
家康没後、突然強面に変身。何でもかんでも言いがかりをつけてお家取り潰しをしまくる。お江の嫉妬がそうさせたのか? ストレス発散? 秀忠さん公私混同し過ぎでっせ!


浅井長政 (お江のお父さん) – 時任三郎

画像では分からない、戦国一のイケメン大名。戦国一の美女お市をGetするあたりはやはり戦国の色男! 
そのイケメンぶりは頭蓋骨が黄金でできていたという逸話を持つ。お父さんの久政を一度追い出しているのに、お父さんの言う事に嫌とは言えない、アンニュイな人。
信長の妹を貰って信長と対決するという挑戦者の彼は頼りにしていた朝倉義景のやる気の無さに翻弄され浅井家最後の当主となってしまった。
裏切っても一回は許しちゃう信長さんなんだから、降伏勧告受け入れれば良かったのに、お父さんや家臣団の意見を聞き入れゴールデン髑髏を披露することになってしまった悲しき武将。
浅井が織田側に付いて、その後の織田軍団の中でどういった立場になるのか、見てみたかったけどなぁ。なんであんな朝倉のボンクラなんかに…


お市 (お江のお母さん) – 鈴木保奈美

写真には写らない美しさがあるはずの戦国一の美女「お市」。
よく時代に翻弄された悲劇の姫君と書かれるが、あずきの袋を兄の信長にプレゼントする、まわりくどい性格である事はすでに歴史が証明している。逸話ですが。
悲劇の姫君と言われつつも、浅井家滅亡後、信長の庇護の元贅沢な暮らしをしていた。約10年間の未亡人ライフを過ごし、柴田勝家と再婚。イケメンからムサメンへ趣味がかわった理由は未だ謎のままである。
やっぱ、夫婦というイメージだと「浅井長政とお市」が一番しっくりきますね。実際、夫婦仲も超良かったし、三姉妹には「浅井の血を絶やしてはいけない」との言ったそうですしね。あの兄の妹とは思えないわw
もし、お市が兄信長に性格がスッゲー似てたら、どうなったんだろうと思うと、歴史が震えますな。


柴田勝家 (お江の養父) – 大地康雄

初登場から賤ヶ岳の戦いまでずっとおっさんを貫き通す猛将。この人の若かりし頃が全く想像がつかない。ずっと豪快なオッサンのイメージ。
カメをわる宴会芸の持ち主で「瓶割り柴田」の異名を持つ。
その他にも「かかれ柴田」とか「鬼柴田」とかとにかく強面の人。元ヤンキーを体育会系に更生させるのが得意。前田利家や佐久間盛政など体育会の総監督みたいな地位にいる。現代に生きていたらきっとラグビーをやっていて、問題校をラグビー名門校に仕立て上げるだろう。
最も更生したはずの、盛政の勝手な行動や利家の傍観が後の悲劇を生むんだけど。


織田信長 (お江のおじさん) – 豊川悦司

奇抜なセンスをもつ天下布武男。永遠の中二病患者。公家に自慢の茶器コレクションを自慢する会を開くなど、かわいいところもある。
オリジナルネーミングが大好きで、”天下布武”もさることながら、自らを第六天魔王と読んでみたり、天守閣を天主閣と読んでみたり、稲葉山を岐阜に改名してみたり。今で言うコピーライターのはしりですな。
息子の名前も独創的でその独特なネーミングセンスについてはこちらでも紹介しています。


淀殿 (お江のねーちゃん) – 宮沢りえ

ツンデレ四天王筆頭。大阪の役でももちろん主戦派。
気性が激しく、和睦派の片桐且元や織田有楽斎を追放し、最終的には豊臣家を滅亡に追いやった張本人とされている。
しかしながら、お江の娘である完子を関白家へ嫁がせるほどに育て上げたり、織田信雄が京都で放浪していたときに面倒を見たりと、実際は子煩悩なふつうのお母ちゃんだったような気がする。夏の陣冬の陣を通じて出奔者が少ないのもこの人、良い人なのかもと考えさせられる。


豊臣秀吉 (淀殿のパパ) – 岸谷五朗

最も有名な猿。伝説の数は枚挙に暇が無い。
そのキャリアは小坊主からスタートし、針売り、松下嘉兵衛の家臣、野武士など転職を繰り返すが、信長のわらじを胸で暖める事で出世街道マッシグラ!! 
その後は一晩で城を造るマニアになってみたり、降伏してきた大名に丸腰で相対する趣味や、史上初のコスプレパーティーを開催し、まくわ売りに変装してみたり、多芸多能を活かした生活を送る。
また女性が大好きで側室は300人以上いたと言われる。その割に恐妻家でお母さん思いでもある。
口うるさい家臣と体育会系の家臣と両極端の人選をする傾向にある。
秀吉の偉大な業績はコチラにも記載してます。


お初 (お江の姉) – 水川あさみ

浅井三姉妹で影が薄すぎる人。戦国時代の姫君の中でも影が薄い。画像もなぜか薄い。
旦那の京極高次よりも徳川と豊臣の仲介に一生懸命で、天秀尼の助命嘆願なども行う。
旦那さんがちょっとでも優秀な部分があったら、ひょっとしたら旗本ぐらいで豊臣家が存続出来ていたんじゃないかなぁと思うと、つくづく旦那選びは慎重にしなければならないと考えさせられる(大阪の役の時は高次死んでんだけどね)。
浅井三姉妹は兄弟仲が良かったみたいだが、時代の流れには逆らえず長女淀殿は豊臣家滅亡。三女お江は次男徳川忠長の切腹と暗いイメージがつきまとう。そんな中、当時としては長生きしたし、お家は幕末まで残ったし、旦那の肖像画がアホっぽい、という事以外は一番幸せだったのかもね。


徳川家康 (お江の義父、秀忠の父) – 北大路欣也

なんで、信長、秀吉よりも、年取ってる役者使うんだろう? 三英傑の中じゃかなり年下だぜ。
戦国最大の「ビビリスト」。彼がおびえた武将を数えるだけで夜が明ける
ビビりすぎて脱糞するのを日課としている。
さらに窮地において腹を切りたくなる傾向があり、周囲のものを慌てさせる。
よく人質時代の影響で信長と仲が良かったと書かれているが、実際の隠居地は駿河。今川義元の妹を娶ったりしているので、今川人質時代の方が優遇されていたのかもね。
武田信玄の影響を受けていたと言われ、本来のビビリストの性格もあわせて、影武者作りをライフワークとしていた。将軍になった徳川家康は実は影武者なんて言われる始末。どんだけ似てたんだ? 世良田四郎次郎。
そんな徳川家康のビビリストぶりは、こちらでも注目しています


京極高次 (お初の旦那) – 斉藤工

この大福のような肖像画が、京極高次。
家柄以外、個性は特にナシ。妻の七光りで出世したということで、蛍大名の異名を持つ
本能寺の変後光秀に従ったが、妹(松の丸殿)のおかげで助かる。そして出世。
さらに関ヶ原では西軍に参加。東軍に寝返り大津城に篭城! そして落城。高野山に逃げる。しかしなぜか立花宗茂の足止めには成功!!
時勢の見る目の無さ、戦下手を余す事無く発揮した! 関ヶ原後は奥さんのおかげで出世。いやぁ女性って偉大だなぁと感じる事の出来る大名。


春日局 (家光の乳母) – キャスト不明

江戸時代のキャリアウーマン。元祖大奥。「人は生まれながらにして将軍になれるのか?」という人体実験を、家光くんで成功させるマッドサイエンティスト。
お江の悩みの種で、いちいち対抗する。この人結構過激な人で家光を将軍にする為に駿河まで行き家康に直訴してみたり、後水尾天皇に上位を迫ったりする。出世欲も旺盛で、春日局も朝廷から賜った称号。最終的に従二位まで昇りつめた。もちろん身内にも甘く、縁故のものは家光に頼み出世させる。なんかやりたい放題だった人の印象で、個人的には北条政子・日野富子よりも印象が悪い。いや、大奥プロデューサーとしての業績はすごいですよ。


徳川家光 (お江の長男) – キャスト不明

若かりし頃は辻斬りまでしちゃう本物の暴れん坊将軍。そして「アナ(穴)ーキスト」でもある。
また自分のことを「家康」だと思っている痛い人。この人の中ではお父さんは無かったことになっている。父をほったらかして、「権現二世」を自称する。
仲が悪い人には無情な制裁をする事でも知られており、弟の忠長は蟄居→閉塞→切腹と処罰をエスカレート。墓には墓石を禁止した。正妻も事実上の軟禁状態に置き、自らが死んだ後も形見分けが50両と茶道具のみと敵に回すと怖い奴。


徳川忠長 (お江の息子) – キャスト不明

お兄さんに反抗しすぎて切腹しました。
父、秀忠と母お江にめちゃくちゃかわいがられ、一時は次期将軍候補最右翼と目されていたが、春日局の家康への直訴などもあり、結局は家光が将軍職に。そこであきらめれば良かったものを、幕府に対し反抗を繰り返し、蟄居を命じられる。父秀忠の臨終にも立ち会う事を禁止され、秀忠死後は逼塞。さらには切腹を命じられる。
本人が反抗するからとは言え、同母弟に対してそこまでしなくてもいいんじゃないか? と思える残酷な仕打ちを家光さんしてまんな。結構えげつない。
息子が「江戸日記」で有名な松平長七郎という説も。


保科正之 (秀忠の隠し子) – キャスト不明

史上最強の隠し子。だって将軍秀忠の隠し子だぜ! なんかカッコいい!! が、お江が死ぬまでそんなこと「なかった」ことにされたかわいそうな人。まさに隠し子。
押し付けられた育ての親、保科正光さんはもっと気の毒だとは思うけど、3万石から23万石に大出世したのだからまぁ良かったんじゃないか。この正之が、松平会津藩の藩祖となります。
義理堅い人で、松平姓を名乗っても良いよと言われていたのに、育ての親の保科を生涯守り通した人でもある。
異母兄弟の家光との仲は良く、家光臨終の際「宗家を頼む」なんて言われたもんだから、幕末では子孫の松平容保が頑張りすぎて、悲劇を生む事に…
(実際は、松平容保は水戸藩の血統なので、直接の子孫じゃありません)


その他のキャストはこちらを見てね! 大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」人物相関図

めがね治部少輔春日局、家光、忠長はだれがやるん? すっげぇ気になる。春日局はやっぱ三田佳子か?

ぼじぃ市松年齢違いすぎるだろ! 保科正之を誰が演じるかも気になるな。重要人物は見てのお楽しみってところだな。

めがね治部少輔まぁ実際のお江の性格に難ありだったんかもしれんが、かわいそうだわな。自分の人生、転がされたんだからな。
バツ2で将軍様と結婚したら旦那が隠し子作っちゃって、あげくに長男は乳母になつくし。息子同士は仲が悪い。将軍様の正室なのに、母ちゃん姉ちゃん乳母に比べて印象が薄い。

ぼじぃ市松まぁな。かわいそうなのはかわいそうなんだな。でも嫉妬深すぎて妾が作れなかった将軍秀忠の方がかわいそうだろ。じゃないと隠し子なんてありえないだろ時代的に。

めがね治部少輔おいおい、それより本多正信が草刈正雄だってよ! 謀略家に見えねーぞ!!! なんか洒脱な感じ。本多正信が戦国一のイケメンになっちゃった

ぼじぃ市松一番のはまり役は、足利義昭の和泉元彌だな。
それはもう、いいキャラクターを期待しております!

めがね治部少輔いやぁ、はまりすぎ!! 来年の大河ドラマは戦国時代・江戸時代初期を時代の流れを作った人というより、時流に乗った人たちのドラマという視点で非常に面白そうだよな。こういうドラマじゃないと京極高次とか佐治一成や豊臣秀勝がドラマに出る事は無いもんな。

ぼじぃ市松来年は戦国姫・江の”心のスペクタクルドラマ”に期待しよう!

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