新聞形式でパッと見でうなずける「戦国カラー新聞」

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戦国カラー新聞 (双葉社スーパームック)

戦国カラー新聞 (双葉社スーパームック)

室町時代後半から大阪夏の陣までの日本史上の出来事を中心に現代のカラー新聞風にスクープする「戦国カラー新聞」

第1章から第4章に分かれており、

  • 第1章1492-1554
  • 第2章1555-1569
  • 第3章1570-1591
  • 第4章1592-1615

と戦国前半中盤後半と豊臣の天下〜幕府確立の4つに分かれている。
各時期のトピックが1面として飾られて、文化や芸能まで幅広く載せられている。
重要トピックは号外として掲載されており、第四回川中島の戦いや安土城落成などが号外としてでている。
号外はその事件について詳しく書いてあり、さらに本能寺の変や豊臣秀吉の薨去は超号外として第2刷まで刷られている。

本当にその時代の新聞ぽく書いてある。兵員募集の広告があったり、武将のインタビューがあったり、細かい所に手が届く、飽きさせない新聞となっているのが魅力だ。

数ある歴史系ムック本の中でこの「戦国カラー新聞」をお奨めする最大の理由は、お祝いやお悔やみというカテゴリー。この時期に誰が生まれて誰が無くなったが分かるという事。
え〜〜!!この人この人と同い年だったんだ!とか、この人達同世代だったんだ!といったことが分かってしまうというもの。

ネタバレになるので、あまり説明できませんが、戦国カラー新聞の第1回のお祝いは

甲斐守護武田家ご子息 信虎君(明応3年)
美濃長井家家臣長井家ご子息 道三君(明応3年)
安芸国吉田郡山城城主毛利家ご子息 元就君(明応6年)

一人一人は大体コレくらいの年齢かなぁと分かっていても、世代としてとらえてみると、
なるほど、この世代は謀略世代だな!と想像も膨らむ。

そして、同じ記事のお悔やみでは、

室町幕府八代将軍足利義政正室、日野富子様 九代将軍足利義尚の母(明応5年)
石山本願寺第8世、蓮如上人(明応8年)

とあり、え?戦国時代の幕開けにまだ日野富子って生きてたの?と意外な人物のお悔やみにおどろかされます。

その他にも、海外のトピックや文化トピック等があり、世界史ではこういう事があったんだ!とか、雪舟ってこの時代にはやったんだ!と時代を縦割りではなく横断的に見ることができます。

ネタバレになりますが、なんと琉球って1500年に統一されたんですよ!
(詳しくは「戦国カラー新聞」9ページ下段を!)

ついつい武将や大名単位で見てしまう戦国時代ですが、歴史を横軸で見てみると意外な発見がありますよ!
ってことで、お勧めのムック本ですね。1680円と安いし。

戦国カラー新聞 (双葉社スーパームック)
双葉社 (2010-09-16)
売り上げランキング: 110434

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